以前から気になっていた「貸株」。
どんなものかわからず調べてもいませんでしたが、ようやく貸株サービスに申し込んでみました。
貸株サービスとは
貸株とは、投資家が保有している株を証券会社に貸し出して、銘柄に応じた貸株金利を受け取る
サービスの事です。
貸し出ししている株もそのまま売ることができるし、配当金も配当金相当額が振り込まれます。
株主優待がある場合、優待を受け取ることもできます。
申し込みも簡単。
デメリットとしては、貸株サービスを利用中の証券会社が倒産した場合、投資者保護基金による保護対象に
なっていないため、貸した株は戻ってこないことです。
NISA口座の株も貸し出しできません。
ほとんどの株は貸し出し金利が 0.1~0.2%です。
ですが、調べてみると私の保有する銘柄の中に1つだけ、金利が4%のものがありました。
かなり値下がりしていて、配当も少なく塩漬けで持て余している銘柄。
なのでそれを貸し出すことにしました。
一気に全部貸し出し済み
申し込みをしたのが夕方だったので、貸株サービス開始が翌営業日からでした。
開始してから貸株のページを見に行って、びっくり。
私のイメージは、貸し出したい銘柄だけをこちらで選んで貸し出しをする、というものでしたが、
実際は、申し込みをして開始と同時に、保有している全ての銘柄が貸し出しされていました。
申し込み後にどういう状態になるか、どこにも書かれていなかったし。
なので銘柄ごとに一つ一つ、貸し出しするかしないかを変更しました。
結局貸し出しするのは貸株金利が4%の銘柄だけ、あとは全て貸し出しをやめておきました。
さてさてどうなるのか、楽しみが増えました。
空売りに利用される株
今回、いろいろと調べてみて勉強になりました。
4%もつくなんてラッキー♪と思っていましたが、貸株金利が高い銘柄は値動きも大きく、株価も
値下がり傾向にあることが多いそうです。
株を借りた投資家は、それを空売りに利用するため。
つまり、空売りしたい投資家が多い、売りの傾向が強い銘柄だということらしい。
あぁ、気持ちがわかります。
私も売りたい。

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